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大学の志願者数と入学定員数が同数になる大学全入時代。
2008年度にはさらに18歳人口が減少します。定員割れの大学が増える一方、受験生が集中する大学がでるなど二極化の傾向にあります。
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| センター試験2008年の結果と2009年傾向 |
今年のセンター試験 今年1月に行われた平成20年度大学入試センター試験には、前年度比9967人減の54万3385人が志願。 前年を6885人下回る50万4387人が受験した。 志願者数に対する受験率は92・8%で、前年に比べO・4回上昇した。前年度は、平成16年度以降3年連続で減少していた志願者が一時的に増加したが、今春は再び減少に転じた。 志願者の内訳は、現役生か前年度比6303人減の42万8013人で全体における占有率は78.8%。高卒生などが212%を占めた。 新規高校卒業者のうちセンター試験志願者の割合を示す現役志願率は、過者取高の39・2%だった。 志願者数が前年度を上回った都道府県は長野はか北海道、秋田、束京、大分、鹿児島の6都道県のみ。 このうち長野は、大分とともに増加率が秋田に次ぎ2番目に高かった。 受験科目数別の7科目以上では、7科目が増加したのに対し8科目と9科目が減少。的を絞った受験が増えたようだ。 国語は、従来通り「国語総合」「国語表現上の内容」を出題範囲とし、近代以降の文章や古典(古文、漢文)の出題。 地歴は6科目から、公民は、3科目からI科目を選択する。 数学は、@グループ、Aグループからの選択だが、数UB科目では、数列、ベクトル、統計とコンピュータ、数値計算の4題から2題を選択する形。 理科は、@理科総合B、生物IA理科総合A、学1B物理、地学I各グループ内2科目のから、―科目を選択して解答する。 外国語は、英語、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語からI科目選択。英語のみリスニングが課せられる。 試験分析結果 多くの受験者が挑む大学入試センター試験。その今春行われた20年度試験の詳細なデータを紹介する。受験経験のある浪人生は詳細まで理解しているだろうが、初めて臨む現役生のセンター試験対策は今後本格化していくことだろう。 今春の結果には、来春試験のヒントが隠されている。受験者多い科目で上昇大幅増は国語や数学。平均点は、前年は多くの科目でダウンしたが、今回は受験者の多い科目での上昇が目立った。 前年の平均点と比べると、数学I・Aや国語などで大幅に上昇した。上昇した主な科目は、数学I・Aが12.75点高い66.31点、国語が11.69点上昇の121.64点など。現代社会や地理Bでも前年を上回った。 理科I、地理歴史B、公民は、各教科内での科目間の平均点格差が7点前後で、前年に比べ差が縮まった。 理科は、化学Iと物理I以外で前年を下回った。中でも前年やや高めの平均点だった生物Iは、実験の文章やデータ量が増加したことによる影響か難化し9・40点低い5764点たった。 地理歴史は、前年最も平均点が高かった世界史Bが難化。同時代史や複合地域を扱ったものなど、多くの受験生が苦手とする出題があった。8.77点低下し58.98点。 一方、地理Bは7.95点上昇して地理歴史の中では最も平均点が高くなった 公民は、過去2年間連続して平均点が低下していた現代社会が上昇。 10.24点高い60.55点 志願者数受験者数 現役の占有率が過去最高受験率は前年上回る92・8% 今年1月に全国の736会場で行われた平成20年度試験の志願者は、前年度より9967人減の54万3385人。前年を6885人下回る50万4387人が受験した。志願者数に対する受験率は、前年をO・4討上回る92.8%。前年度一時的に志願者が増加したが、今春は再び減少した。 平成10年度に59.7万人だった志願者は、微減や微増を続け同15年度には過去最高の60・3万人を記録。以降、受験人口の減少などの要因から再び下降傾向をたどり、前年度にいったん増加したが今春再び減少しか。 グラフでは、現役生・高卒生別の志願状況の推移も示した。 今春試験の状況は、現役生か前年を6303人下回る42万8013人。ただ、全体の志願者が今回に比べ約4万4000人多かった平成16年度をわずかに上回っており、現役生の比率が高まっていることがわかる。事実、今回の志願者全体に占める現役生の割合は過去最高の78・8%を記録した。 またこれを証明するかのように、新規高校卒業者のうちセンター試験志願者の割合を示す現役志願率も、過告取高の39.2%となっている。 今春試験では、54万3385人の志願者のうち、男子は31万5649人で占有率は58.1%。ともに前年を6517人、O・ポイント下回った。 一方女子の志願者数は前年に比べ3450人少ない22万7736人。ただ占有率は41.9%で、前年を0.1ポイント下回った。女子の占有率の増加は、平成16年度試験から短期大学の利用が始まったことが要因の1つと考えられる。 科目数別受験者数 7科目が3割以上で最多8・9科目は減少傾向 センター試験の全科目は9つの教科に分類されている。受験者は各教科からI科目ずっしか受験できない。このため、受験できる最大科目数は9つとなる。出願する大学が指定した科目は受験する必要があるが、必要のない科目は受験しなくてもよい。 出願時に受験する科目を指定しなければならないが、これはあくまでおおよその印刷部数を把握するため。受験科目は試験当日に決定することができる。また、試験時間中に急速変更することも可能だが、この場合は選択教科マーク欄のマークミスが発生しやすいため、注意が必要だ。 センター試験の受験が必須の国公立大学の多くで5教科7科目(文系では外国語、国語、数学2科目、地理歴史、公民、理科1科目。理系では外国語、国語、数学2科目、地理歴史または公民、理科2科目が主流)の受験を課している。このため、受験者が最も多いのは17万1935人、占有率34.1%の7科目となっている。 ただ、国立大学の7科目化にともない平成16年度以降増加していた8科目以上受験者の割合はここ数年鈍化。今回も8科目(9万5083人、や9%)は前年に比べ7510人、1・2ポイント、9科目(2万234人、) センター試験の受験が必須の国公立大学の多くで5教科7科目(文系では外国語、国語、数学2科目、地理歴史、公民、理科1科目。理系では外国語、国語、数学2科目、地理歴史または公民、理科2科目が主流)の受験を課している。 このため、受験者が最も多いのは17万1935人、占有率34−%の7科目となっている(表2)。 ただ、国立大学の7科目化にともない平成16年度以降増加していた8科目以上受験者の割合はここ数年鈍化。今回も8科目(9万5083人、や9%)は前年に比べ7510人、1・2ポイント、9科目(2万234人、4・O%)は1201人、O・2ポイントそれぞれ低下している。 7科目に次いで受験者が多いのは3科目。前年より2947人、O・8ポイント増の10万7119人、21.2%たった。次いで多いのは、先に触れた8科目。 以下、4科目(4万8935人、9・7%)、5科目(2万4418人、4・8%)、9科目、6科目(1万8676人、3・7%)と続く。 そして最も少ないのが1科目で、2911人受験の占有率O・6%だった。 3科目受験者の受験教科は例年、英語・国語・地理歴史か公民というパターンが最も多い。このほかでは、英語・数学・理科、英語・数学・国語などがある。いずれも私立大学の専願率が高いのが特徴だ。 各教科の受験状況 日本史B40.2%で最多公民は現代社会が約6割 今春試験の教科別受験者数は2面の表工に示したが、ここではこのうちの地理歴史と公民の詳細をまとめる。 地理歴史と公民の科目選択状況は表3と表4の通り(数学と理科にっいては省略。外国語は後述。数値は乎再試験を含む)。 地理歴史で最も選択率が高い科目は、14万3700人が受験、科目選択率40.2%の日本史B。 以下、地理B(10万7543人、30.1%)、世界史B9万3947人、26.3%)と続く。地理A(5811人、1.6%)、日本史A(4263人、1・2%)、世界史A(2164人、O・6%)の3科目は、受験者が極めて少ない。 公民は、17万4713人が受験、科目選択率が570%に上る現代社会が最多。 政治・経済は8万618人が受験して科目選択率は26・3%、 倫理は5万1158人の受験で科目選択率は16.7%。前年に比べ、現代社会が3万3236人、7・5%減少し、他の2科目が増加した。 外国語(筆記)の大多数は、科目選択率が99.82%に達し、49万7203人が受験した英語が占める。他の4科目では、461人が受験した中国語がO・09%で若干多いが、その他はごく少数。 |